保険

医療保険は元の取れない保険です

余剰資金を作るためには固定費を減らすのが重要とお話ししました。
今回は固定費の中の保険料、そのうち医療保険の真実について解説します。

 

医療保険は元の取れない保険です。
医療保険の真実は、この3つです。

 

●医療保険に入るくらいなら、同じ金額を貯金した方が使い道は自由で合理的

●医療保険は保険会社が一番儲かる商品(だから、加入者にとって最も損な保険)

●死亡に比べて入院のほうがイメージしやすいので、保険会社にとっても売りやすい

 

 

保険の加入を考える際、ご自身や家族の入院や病気を心配して、入院保障を中心に考える方が多いです。

ですがはっきり言って医療保険はほとんどの場合元の取れない保険です。

 

一般的な日額5000円終身保障タイプのものだと、払込終了までに必要な保険料は約150万です。
仮に一ヶ月入院したとして、5000円×30日=15万。手術を受ければその種類によって+5~20万円。

トータル約30万だったとして、元を取るまでには6回入院する必要があります。

 

でも、一ヶ月にも渡る長期入院を生涯の内で6回もするでしょうか…?

 

「万一のためのお守りなんだから、元を取ることは考えていない」

 

という方もみえるでしょうが、そのお守りのために150万も払うのが妥当といえるかどうかよく考えるべきです。

同じ150万なら、毎月積み立てで貯金で残したほうが使い道も自由だし、よっぽど合理的ではありませんか…?

 

医療保険に預けた150万は、使い道が医療に限られる上に元本を割り、何事もなければ全て掛け捨てです。
貯金で預けた150万は、使い道は自由で元本を割ることもなく、何後もなければ全て戻ってきます。

 

医療保険は元の取れない保険です。

 

これは一般的な例ですが、あなたの検討している保険がトータルでいくら払い、それによって何が得られるのかをよく考える必要があります。

 

たしかに、死亡に比べると入院のほうがイメージしやすく身近なために加入を考える方が多いです。
CMなどでも病気やがんへの不安を煽るものが多いですよね。

 

 

けれど、医療保険はほとんどの場合元がとれない保険なので、裏を返せば保険会社にとって最も儲かる商品なんです。
だからあんなにCM流して加入を勧めているんですね。
全て保険会社が儲かるためです。

 

テレビを見てると医療保険のCM流しすぎ!って思います。
とくにいやらしいと感じるのはこの2つです。

 

・月々の安さを強調→その保険料は死ぬまで払いつづける
・持病があっても入れます→割高の保険です

 

でも実際は医療保険が必要な方ってけっこう限られます。

保険料の節約のポイント大事な2つでも解説しましたが、

 

●入院の短期化により日額タイプではほとんど受け取れない

●高額療養費制度により自己負担は8万まで

●会社員であれば傷病手当金を受け取れる

 

このことから、医療保険が必要な人はごく一部です。

 

・自営業で貯金が100万以下の人
・保険が好きで入りたい人

 

貯金が全くない人や、自己負担8万が払えない人も一見必要に思えます。

 

ですが、定期収入があるのに貯金ができない場合はお金の使い方に問題があります。
まずは支出を見直し、貯金ができる習慣を身に着けましょう。

基本的に医療保険は、退院後に領収書・診断書を提出することによって給付される「後払い」が原則です。
そのため普段から多少の蓄えをしておくことが大切です。

 

その上で加入を考えるなら、がんだと診断された時点でまとまった給付金がもらえる「一時金タイプ」か、
実際かかった分だけを保障するソニー損保の「ZiPPi(ジッピ)」が良いでしょう。

 

「ZiPPi(ジッピ)」は更新タイプなので年齢が上がると保険料が上がるため、若いうちだけ加入し、貯金ができたら解約しましょう。

通常の医療保険であれば最も保険料の安くなる「終身払いタイプ」に加入して、貯金ができたら解約、というように必要な時期のみ保障してもらうのがオススメです。

まとめると、

 

●まずは貯金ができる収支にする

●医療保険は若いうちだけ保険料の安いものに加入し、貯金ができたら解約する

●医療保険よりも貯金のほうが自由度が高く元本を割らないことを理解する

 

さあ、あなたも固定費を削って余剰資金を作り出し、投資デビューしましょう!

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こえふ
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保険の不必要性を説く保険屋。 未婚シングルマザーが実践する生活コストの減らし方を解説します! 節約・投資・保険・ミニマリストなどお金に関するお得な情報を発信中。