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個人年金保険は損する!入ってはいけない5つの理由

個人年金保険は損する!入ってはいけない5つの理由

将来年金がもらえるか不安なので、個人年金保険で積み立てましょう

というのは保険屋がよく使うトークです。

公的年金は、現役世代が高齢世代を支える世代間扶養の割賦方式です。

それに比べれば自分で積み立てた分を自分で受け取る、
という点では安心感があります。

受け取り総額も払った分よりは多くなります。
そう聞くと加入したくなりますが、ちょっと待って下さい。

個人年金保険には入ってはいけません!!!

理由は5つです

・返戻率150%でも、年利で計算すると2.6%
・コストが高い
・インフレに弱い
・節税効果はiDeCoの方が高い
・途中解約で元本割れする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

●個人年金保険の種類と特徴

まず個人年金保険には3種類あります。

・円建て個人年金保険
・変額個人年金保険
・外貨建て個人年金保険

円建て個人年金保険は最も一般的でよく売られています。
主に国債で運用するため運用益は少なく、魅力はありません。

どれくらい低いか、現在売られている個人年金保険を見て見ましょう。

住友生命 たのしみワンダフル 

30歳男性 月額15000円
60歳払込終了 65歳年金支給開始 10年確定年金

総払込保険料  540万
年金受取総額  574.1万
返戻率     106.3%

返戻率低すぎてワンダフルですね。

 

明治安田生命 年金かけはし

30歳男性 月額20000円
60歳払込終了 65歳年金支給開始 10年確定年金

総払込保険料  720万
年金受取総額  762万
返戻率     105.9%

どちらも返戻率105%程度という結果です。

毎月2万円を30年積み立てて42万しか増えないということは、
年利にすると0.38%です。

それでも銀行預金よりはマシですが、
途中解約による元本割れリスクを30年も負ってまで選ぶ理由はないですね。

どうしても元本保証じゃないと嫌という人にしか向かないと思います。

これに対し変額個人年金は運用結果によって受け取り年金額が変化するという商品です。

 

円建て個人年金保険の返戻率があまりにも低く、見栄えが悪いために開発されました。
同じく外貨で運用する外貨建て個人年金保険も、円建てよりはリターンが高くなります。

変額個人年金で外貨建てであるマニュライフ生命のこだわり年金保険(外貨建て)
の場合、返戻率は20歳契約・60歳の場合、118%〜150%です。

150%ということは、1.5倍です。
そんなに増えるならいいじゃないかと思いがちですが、
そんなことはありません。

 

これは為替レートが30年間変わらなかった場合のシミュレーションであって、
相場が変化しないことはあり得ません。

相場は常に変動するので、
割安な時に積み立てる時もあれば割高な時に積み立てることもあるのです。
受け取りの際のレートとの関係もあります。

 

仮に150%の返戻率で受け取ったとしても、年利で考えれば2.6%です。
それも、10年かけて受け取ることでやっと2.6%になるのです。

 

一方、投資信託であれば年間の期待リターンは5%です。
一年で変額個人年金保険の返戻率を上回ることができます。

ここまでリターンに差が出るのは、
それだけたくさんのコストが個人年金保険に上乗せされているためです。

●個人年金保険最大のデメリットは長期間資産をホールドされること

このように個人年金保険は、メリットが少ないのにデメリットがとても大きいです。
それは、長期間資産を固定されてしまうということです。

30年積み立てて10年かけて受け取る場合、
40年も自分のお金を自由に使えないことになります。

強制積み立てができて良いというよく面もありますが、
40年もあれば物価も上昇するし金利も変動します。

 

積み立ての途中でもっと良い金融商品に乗り換えたくても
元本を大きく下回る可能性があり難しくなります。

資産が現在の価値で1.5倍になるとしても、
30年後の物価が今の2倍ならそれだけで赤字です。

 

このように物価上昇に金利が負けてしまい、
お金の価値が下がることをインフレリスクと言います。
金利とは、それほど重要なのです。

●個人年金保険料控除の節税効果は、たった年間4800〜6800円

個人年金保険のメリットとしてよく言われるのが、
個人年金保険料控除による節税効果です。

 

ですが、個人年金保険の節税効果はほんのわずかです。

新制度(2012年1月1日)以降に契約した場合、
受けられる控除は所得税で最大40000円、住民税で28000円です。

 

いくら税金が安くなるかは、課税所得により税率が変わります。

年収から課税所得とは各種控除を引いた後の金額で、
ざっくりいうと年収300万なら5%、年収500万なら10%です。
日本人ならこの辺りに収まる方が多いのではないでしょうか。

住民税の税率は一律10%です。
そのため個人年金保険に加入していた場合の節税効果は、

 

所得税率が5%の人で、2000+2800円で4800円、
所得税率が10%の人で、4000+2800円で6800円です。

年間で4800〜6800円の節税効果・・・
ないよりはマシですが、正直微妙ですよね。

そして個人年金保険料の生命保険料控除は年間最大8万までなので、
月1万掛けていても月3万掛けていても節税効果は変わりません。

●iDeCo(イデコ)なら、掛け金の全額が控除になる

iDeCo(イデコ)とは確定拠出年金で、自分で将来の年金を積み立てます。

積み立てたお金は60歳まで引き出せませんが、掛け金全額が控除になります。
掛け金の運用先は自分で選びますが、
通常20%課税される株式や投資信託の運用益も全額非課税になるため、かなりお得です。

iDeCo(イデコ)に積み立てられる金額は自営業者か会社員かによって異なり、
会社員の場合は企業型年金があるかどうかで変わります。

自営業者なら最大月68000円、
会社員なら月12000〜23000円が全額控除になるのです。

月20000円掛ければ、年間24万円が控除対象となり、

所得税率が5%の人で、住民税率10%と合わせて36000円、
所得税率が10%の人で、住民税率10%と合わせて48000円
の節税効果となります。

個人年金保険料控除より7倍もお得です。

さらに運用先が自分で選べて、
個人年金保険に比べて余分な費用が発生しないため、
利益を最大限に効率化することができます。

●投資信託なら個人年金保険の40年利回りを1年で上回ることができる

個人年金保険の年利は高くても2.6%です。
しかも30年積み立てて10年受け取り、つまり40年かけてやっと2.6%なのです。

一方投資信託の年利平均は5%です。
100万預ければ一年で105万になります。

投資信託なら一年で個人年金保険のリターンを上回るのです。

投資の運用益に関しては通常20%加算されますが、
NISA口座を利用すれば年間投資額120万までは課税されません。

NISAはイデコと違いいつでも引き出し自由なのが魅力です。

会社員など定期収入のある方はまずidecoを使い、
次にNISAで投資信託を買うと良いでしょう。

●個人年金保険、入るなら外貨建て一時払いで6年以上据え置く

個人年金保険に入ってはいけない理由ついて解説してきましたが、
いかがでしたか?

個人年金保険は一度加入してしまうと元本割れの期間が長いので、
続けるにしてもやめるにしても損します。

そこが一番怖いところだなあと思っています。

 

とはいえ投資信託やidecoは自分で商品を選ぶ必要があります。

全く知識がないと損する商品を購入してしまうことにもなるので、
金融商品について勉強する時間がなく、全部お任せで運用してもらいたい、
という場合は個人年金保険でもなくはないと思います。

その場合は一時払いで外貨建て、運用期間が中期のものを選びます。
注意点は6年以上解約しないことです。

一時払い保険商品を5年以内に解約すると、
源泉分離課税となり利益に対して20%課税されてしまうためです。

契約から6年以上経過していれば、解約金もしくは満期金は一時所得となり、
税金がかかることはほとんどありません。

一時所得の計算は、増えた分−50万×2分の1が他の所得と加算されて課税対象となします。
利益が50万以内なら税金はかからないということです。

ただし一時払い商品には最低100万ほどのまとまったお金が必要です。
月払いで積み立てたいならやはりイデコかNISAでしょう。

●すでに個人年金保険に入っている場合は

すでに個人年金保険に加入している場合は、どうしたら良いのでしょうか?

これは商品内容や加入時期にもよるので、なんともいえません。
解約した方が良い場合もあるし、続けた方が良い場合もあります。

とはいえ、自分で判断するのは難しいですよね。
そこでおすすめなのが、プロのFPに相談することです。

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複数の保険を扱う代理店なので、本当に合った保険を探すことができます。

ネットでは試算のできない商品の中に、良いものが見つかることもあります。
また、相談したからといって必ず保険に加入しなければならないわけではありません。

保険加入は納得した場合のみで良く、無理な営業もしないため安心して下さい。

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●まとめ

個人年金保険をオススメしない理由

・返戻率150%でも、年利で計算すると2.6%
・コストが高い
・インフレに弱い
・節税効果はiDeCoの方が高い
・途中解約で元本割れする

将来の年金を積み立てるなら

・掛け金が全額控除になるイデコ
・いつでも引き出し自由なNISA
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保険の不必要性を説く保険屋。 未婚シングルマザーが実践する生活コストの減らし方を解説します! 節約・投資・保険・ミニマリストなどお金に関するお得な情報を発信中。