教育費の不安を解決する大学無償化と就学援助
保険を考える際、子供の教育費をどれくらい準備するか悩みますよね。
でも、教育費がたくさん必要だったのはもう過去の話です。
ここでは教育費の不安を解決する大学無償化と就学援助ついて解説します。
・認可保育所、公立小中学校、高校、大学の学費は無償化する
・公立の小中学校なら就学援助で給食費や制服代が戻ってくる
・塾や習い事を考えていないのなら教育費はそんなにかからない
教育費をたくさん準備する必要のある家庭
・小中学校は私立を考えている場合
・認可外保育所しか入れない
・塾や習い事をたくさんさせたい
●大学無償化で浮く教育費は500万
最低限の保険で生活はできても教育費が心配、
と思われるかもしれませんがそれも大丈夫です。
よく「子供1人につき教育費は1000万かかる」と言われますが、
そのうち半分の500万は大学費用、残りの半分250万は塾や習い事にかかる費用です。
2020年からは大学無償化が始まります。
教育費の中で最も重い負担である大学の学費を心配しなくて良くなるのです。
入学金、授業料が全額無償になるのは非課税世帯のみですが、
母子家庭なら年収204万以下で非課税になります。
母子家庭の平均年収中央値は208万です。
ここには児童扶養手当や養育費も含まれているので、
実際に働いて稼いだ分はこれより少ないはずです。
昼間のパートのみでトータル204万を超えることはまずないので
母子家庭なら大学の学費を心配しなくても大丈夫でしょう。
ただし全額無償化は国立のみで、私立の場合は年間70万までの援助となります。
私立大学の年間授業料平均は87万8000円なので、
多少オーバーしますが月にすれば1万5000円程度です。
子供が大学生にもなればフルタイムで働くこともできるので
大きな問題ではないでしょう。
●高校無償化に続き幼稚園や保育園も無償化する
公立高校はすでに無償化されていて、私立高校でも同額が補助されます。
高校無償化には所得制限がありますが年収910万以下で該当できるので
母子家庭なら大丈夫でしょう。
保育園や幼稚園は2019年10月から無償化します。
認可保育園・幼稚園・こども園であれば3〜5歳は年収に関わらず全て無料になります。
未満児(0〜2歳児)は非課税世帯(年収204万以下)のみ認可施設は無償です。
ただし制服代や主食費は別途かかります。
息子の通ってる保育園の場合はこれくらいです。
0〜2歳児 毎月700円
3〜5歳児 毎月1,900円
制服代 47,000円位
園によっては小さいうちはお昼寝布団セット(5,000円程度)が必要だったり、
バスを利用する場合は2,500円ほどのバス代もかかります。
●小中学校では就学援助が受けられる
小学校、中学校では就学援助を受けることで給食費や制服代が戻ってきます。
就学援助は所得の低い世帯が受けられる制度で、
毎月の給食費や学用品費を援助してもらえます。
また小学校入学時のランドセルや中学入学時の制服など、
学費以外で発生する大きな出費を援助してくれます。
名古屋市では小学校入学準備金が40,600円、
中学校入学準備金が47,400円受け取れます。
家族構成や年齢によって条件は異なりますが、
母子家庭で年収200万以下なら該当できます。
ただし申請しないと受け取れない上に毎年申請が必要な点は気をつけましょう。
就学援助は私立の小学校や中学校では受けられないので
私立への進学を考えている場合はしっかりと準備しておきましょう。
●教育費がたくさんかかるパターンはこれ
・小中学校は私立を考えている場合
・認可外保育所しか入れない
・塾や習い事をたくさんさせたい
待機児童問題が深刻で認可外保育所へ入れる可能性がある、
小学校からお受験させる、そのために塾通いや習い事を色々させるような場合は
教育費が多くかかるため、準備しておく必要があります。
ですが調べたところ私立の小学校へ通う割合は1.2%。私立の中学は7.2%なので、
該当しない場合の方が多いと思われます。
●教育費はそんなに心配しなくていい
いかがでしたか?
認可保育園や公立小中学校、高校や大学は私立でも学費がほとんどかからないことがわかりました。
小中学校では給食費や制服代も援助してもらえます。
教育費がたくさん必要になるのは私立の小中学校へ行かせたい場合や、
塾や習い事をさせたい場合なのです。
よく「子供1人につき教育費は1000万かかる」と言われますが、
そのうち半分の500万は大学費用、残りの半分250万は塾や習い事にかかる費用です。
大学無償化で500万はかからず、塾や習い事もほどほどにして、
就学援助を受ければ残りの部分も大分少なくできます。
子供1人につき1000万かかる、というのはもう過去の話です。
これからはそんなにかからないのでそれほど心配することはありません。
妹が2年前に大学を卒業したのですが、学費は本当に大変だったようです。
保育料も、昔はもっと高かったようで
「今は子供に金かからないんだな、いいなあ〜」
と父がぼやいていました。
保険を考える際にも、教育費がたくさんかかるから上乗せしようと考えるかもしれませんが、
払った保険料は帰ってきませんので余分に払い過ぎにように気をつけましょう。
・認可保育所、公立小中学校、高校、大学の学費は無償化する
・公立の小中学校なら就学援助で給食費や制服代が戻ってくる
・塾や習い事を考えていないのなら教育費はそんなにかからない
ここをご覧の方は子供の教育費について悩まれてる方が多いと思います。
子供のために節約しようと考えているかもしれません。
支出を減らすには固定費である保険料の削減がもっとも近道です。
住む場所は簡単には変えられないし、スマホ代はタイミングが良くないと違約金が発生するからです。
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