夏のエアコン冷房電気代を節約する方法
夏は冷房で電気代が高くなりますよね。
でもだからといって冷房を使わないのは熱中症になる可能性が高くなり危険です。
夏の電気代が上がるのは健康と快適のため仕方ないですが、無駄のない使い方をした方がお得です。
この記事では、夏の冷房代を節約する方法を解説します。
・こまめな電源オンオフは一番電気代が高くなる
・設定は自動運転が一番コスパが良い
・冷房つけっぱなしで外出する時間の損益分岐点は30分
・室温28度の根拠は省エネと適温
●こまめな電源オンオフは一番電気代が高くなる
冷房が一番電力消費するのは、電源を入れた直後です。
設定温度まで下げるのにたくさんのエネルギーが必要だからです。
設定温度まで下がった後はそれを保つだけなのであまり電気代はかかりません。
この仕組みは暖房でも同じです。
そのため照明器具と違いこまめに電源オンオフは逆効果なので気をつけましょう。
ちなみに照明器具は消費電力が非常に小さいのでこまめにオンオフしても電気代はほとんど変わりません。
●設定は自動運転が一番コスパが良い
最初に温度を下げた後は微弱運転で温度を保つようにするのが自動運転設定です。
最初から弱運転だと温度を下げるのに時間がかかり、その分余分な電気を消費するので逆効果です。
冷房は自動運転で設定しましょう。
●室温28度の根拠は省エネと適温
室温は28度とよく聞きますが、これには理由があります。
冷房の設定温度は一度下げるだけで13%も消費電力が大きくなります。
そして冷房は外気温との差が5〜6度の時に使うのが良いとされています。
夏の外気温は33度前後なので、設定温度28度はちょうど適温なのです。
とはいえあくまでも目安なので、あまりにも暑いと感じたら快適だと感じる温度まで下げましょう。
●冷房は付けっ放しの方が良いと聞くけど、実際は?
気密性・断熱性など住宅構造によって多少の違いはあるものの、30分程度の外出なら付けっ放しの方がコスパは良いそうです。
私は買い物と保育園の送り迎え以外ほぼ家にいるので昼間は付けっ放しにしています。
日中家にいないなら切った方がいいです。
夜は悩む所ですが、明け方は一番温度が低くなるので付けっ放しだと寒くて朝とても体が冷えてることもあります。
タイマーを利用するのも良いですが、暑過ぎてもう一度つける、というロスが発生しないためにも予報で気温と湿度をチェックして調節しましょう。
●湿度の高い地域や湿度の高いの日は注意
快適に過ごすには温度よりも湿度が重要です。
クーラーがなくても我慢できるのは湿度の低い地域でしょう。
個人の体感もあるでしょうが、ずっと愛知県で育った私は夏に東京へ行くと
「東京の夏はカラっとしてるな〜」
と感じます。
逆に愛知に戻ってくると、電車を降りた途端ムワっとして蒸し暑さが全然違う!
と感じたりしたものです。
冷房の風が直接当たらないようにするなど工夫すれば冷えすぎることもありません。
熱中症で倒れるのは暑さを感じにくい高齢者や冷房は体に悪いと信じている方に多いようです。
我慢しすぎで健康を害しては本末転倒ですから、夏の冷房は必要経費と割り切って快適に過ごしましょう。
●まとめ
夏の冷房代を節約する方法を解説しました。
・こまめな電源オンオフは一番電気代が高くなる
・設定は自動運転が一番コスパが良い
・冷房つけっぱなしで外出する時間の損益分岐点は30分
・室温28度の根拠は省エネと適温
複数社の電力会社プランを無料で一度に比較して、1番安い電力会社が分かります。
インズウェブから申込むとギフト券やキャッシュバックがあるため、電力会社に直接申し込むよりお得です。気になる方はチェックして下さい。