子供に医療保険は必要ない5つの理由
この記事では子供の医療保険が不要な理由について解説します。
・子供の医療費は無料
・30日入院しても食事代は4万円
・子供のことはリスクを過大に見積もりがち
・19歳までの子供の入院確率は1000人に1人
・医療保険はもともと必要ないので引き継ぐ必要もない
●子供の医療費は無料
子供は医療費無料ですが、子供の保険に入ってる人は意外といます。
私も一回だけ小学生の給付金手続きをしたことあります。
部活でバレーをしてて、骨折したという案件です。
特定損傷特約という、医療保険に付加された骨折で5万程度もらえる特約があります。
骨折の他にも脱臼や腱断裂でももらえますが、疲労骨折などは対象外です。
給付金がもらえるのは嬉しいですが、そのためにいくら保険料を払うのでしょうか?
県民共済のこども型でも1000円、18歳までかけると21万6000円にもなります。
使う場面は少ない上に万一入院しても自己負担は食事代のみです。
●30日入院しても食事代は4万円
入院中の食事代は全国一律で、1食460円です。
差額ベッド代が発生するのは、自分で希望するか同意書にサインした場合のみです。
病院の都合や治療上必要な場合は払わなくて良いのです。
食事代の負担くらいなら貯金で対応できるし、そもそも食事代は入院してなくても発生します。
子供の医療保険に入るくらいなら保険料分を貯金に回したが合理的です。
●子供のことはリスクを過大に見積もりがち
それでも、テレビCMや保険屋のおばちゃんは巧みなセールストークで加入させようとしてきます。
・病気をして保険に入れない体になる前に加入しましょう
・保険料の安い子供のうちに入って、将来引き継ぎましょう
・健康保険で保障されない食事代やベッド代、交通費の出費に備えましょう
こんな感じで感情に訴えてきます。
「ゼロリスク社会」の罠~「怖い」が判断を狂わせる~にも書かれていますが、子供に関することとなるとリスクを大きく感じます。
リスクはあるかないかではなく、量がどれくらいかの方が重要なのですが、子供のこととなると正しいリスク判断ができなくなるのです。
そのため惑わされずに実際の数字をきちんと把握しましょう。
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●19歳までの子供の入院確率は1000人に1人
厚生労働省によると19歳までの子供の1000人に1人です。
仮に30日入院しても自己負担は食事代の4万です。
0,01%の確率で4万の自己負担が発生する確率に、保険料を払うのは無駄です。
そもそも医療保険自体ほとんどの場合必要ないので、若いうちから入る必要も、引き継ぐ必要もありません。
ちなみに今朝県民共済のチラシがポストに入ってたのですが、質問コーナーにこうありました。
Q.医療費が無料の子供にも保障は必要ですか?
A.自治体から医療費の助成がある場合でも、入院中の食事代や保護者の交通費など出費が多いものです。「子ども型」は医療費の自己負担が発生しなくても保障の対象となります。
このような説明に惑わされず、入院する確率から考えて冷静な判断ができるようになりましょう。
●まとめ
子どもの医療保険が必要な理由を解説しました。
・子供の医療費は無料
・30日入院しても食事代は4万円
・子供のことはリスクを過大に見積もりがち
・19歳までの子供の入院確率は1000人に1人
・医療保険はもともと必要ないので引き継ぐ必要もない
この記事をご覧の方は、自分の保険に関心が高いタイミングだと思います。
もしかしたらかけすぎかも、でもどこから減らしたらいいんだろう?とお考えかもしれません。
でも、保険選びってなかなか難しいですよね。
以前は良くても、生活の変化により最適な保険も変化します。
かけすぎていたり、全然足りなかったりします。
保険料にも注意が必要です。
保険は長く払うものなので数百円の保険料の差でも、積み重ねると数十万円になることもあります。
保障内容が本当に自分に合っているのか、どこを変えれば良いのか、自分で判断するのは難しいです。
そこでおすすめなのが、プロに相談することです。
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ネットでは試算のできない商品の中に、良いものが見つかることもあります。
また、相談したからといって必ず保険に加入しなければならないわけではありません。
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