母子家庭は実家か賃貸どちらが良い?
離婚して母子家庭となった場合、実家に住むか賃貸に住むか悩みますよね。
私もそうでしたが、両方経験して分かったのは人によってどちらが良いのかは異なるということです。
どちらもメリットデメリットがあるのでよく理解した上で自分に合った方を選べると良いですね。ここではシングルマザーが実家で暮らした場合のメリットデメリットを紹介します。
●シングルマザーが実家暮らしをした場合のメリット
・子供の面倒を見てもらえる
・家賃や生活費を助けてもらえる
・家事を手伝ってもらえる
・フルタイムで働きやすくなる
実家で暮らせば家賃は発生しません。
生活費をいくらか実家に入れる場合もあるでしょうが、それでも母子世帯のみで暮らす場合よりは安くなります。
また子供の面倒を見てもらえるのも大きなメリットです。
子供が小さいうちは保育園の送り迎えやお世話を手伝ってもらえます。
家事を手伝ってもらうこともできるので助かります。
賃貸だと洗濯や食事の準備を全部自分でしないといけません。
このように経済的な部分と、家事育児の分担が、実家暮らしのメリットとなります。
●シングルマザーが実家暮らしをした場合のデメリット
・保育料が高くなる
・児童扶養手当がもらえない
・国民年金の場合免除が受けられない
・同居のストレスがある
シングルマザーが実家暮らしをするデメリットは公的支援を受けられないことです。
保育料の算定や児童扶養手当の受給額の計算には世帯収入が使われます。
同居の祖父母に収入があればそれも加算されるため、注意が必要です。
実際には母子世帯で収入は少ないのに高額の保険料を払うことになったり、児童扶養手当を受給できないことがあります。
国民年金の場合、収入が低ければ全額免除を受けられますが、実家暮らしだと世帯主の収入も加算されるので難しくなります。
詳しくは母子家庭の生活費と手当を6万貯金する方法
また親とはいえ他人なので、同居によるストレスも発生します。
家事のやり方や生活の時間にズレがあったり、子育ての方針の違いもあるでしょう。
このように精神面での負担が実家暮らしのデメリットとなります。
●実家暮らしか賃貸か
以上を踏まえてシングルマザーが実家暮らしをするか考えるポイントは3つあります。
・支出管理能力
・親との関係
・子供の年齢
実家暮らしをすると受け取れないことの多い児童扶養手当ですが、満額受給でも5万ほどで、家賃に消える金額です。
保育料が高くなるのは2歳児までで、3歳以降は2019年10月から全世帯で無料になります。
国民年金の場合は平成30年度で毎月16,340円が発生しますが
つまり金銭面での問題は、生活費がいくらかかるかということです。
一般的な母子世帯の生活費は15万〜17万です。
固定費をうまく削減できればもう少し余裕も生まれます。
詳しくは節約効果の高い固定費の下げ方まとめ
児童扶養手当と児童手当で補える部分を省くと月10万ほど生活費を稼ぐ必要があります。
さらに毎月3万ほど養育費を受け取れると、貯金する余裕も生まれます。
母子世帯の平均年収が243万なので、貯金額は毎月3〜5万が目標ですね。
親との関係が良好なら生活面や育児に関してぶつかることも少ないでしょう。
子供の年齢が小さいうちは家事や育児も分担できる方が負担が少なくなります。
保育園のお迎えを頼めればフルタイムで働くこともできるでしょう。
●まとめ
シングルマザーが実家暮らしをするかどうかは生活費10万を稼ぐために自分の優先度をどこに置くかということになります。
精神的な自由か、家事育児の負担軽減か。
これは人によって異なるし、状況も時間とともに変化していきます。
私も最初は実家で暮らして子供のお迎えを頼んでいましたが、だんだん自分の時間や空間が欲しくなり、部屋を借りました。
悩んでいるならまずは実家で暮らしてみて、そこから考えて見るのも良いですね。
自分自身と子供にとって良い選択のできることを祈っています。
シングルマザーが実家暮らしをした場合のメリット
・子供の面倒を見てもらえる
・家賃や生活費を助けてもらえる
・家事を手伝ってもらえる
・フルタイムで働きやすくなる
シングルマザーが実家暮らしをした場合のデメリット
・保育料が高くなる
・児童扶養手当がもらえない
・国民年金の場合免除が受けられない
・同居のストレスがある
ここをご覧の方は、母子家庭や毎月の支出で悩んでいる方が多いと思います。
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