手縫いで簡単!着てない着物をパジャマにリメイクする方法
この記事では、着物をパジャマにリメイクする方法を解説します。
手縫いで簡単にできるので、タンスの肥やしを活用したい方はぜひ参考にしてください。
・着物は絹100%なのでパジャマに最適
・絹(シルク)は夏は涼しく冬は暖かい最高素材
・一度水洗いした後、裾と袖を切って縫うだけ
・着物パジャマの帯には伊達締めが最適
●着物は絹100%なのでパジャマに最適
断捨離をする中で着物も減らすことにしました。
入学式や七五三など、お祝いの席に来ていく用の付け下げ訪問着一枚のみを残し、あとは処分することに。といってもたくさん持っているわけではないので、処分するのは着物一枚、帯一枚と小物類だけです。
ですが着物や帯は買い取りに出しても数百円です。せっかく絹100%の上質な素材なのにもったいないと思い、活用方法を調べてみると色々見つかりました。
・着物→パジャマにリメイク
・帯→タペストリーにリメイク
これが一番簡単そうで実用性も高いので早速実行することにしました。
シルクのパジャマは高く、2万円近くしますが、着てない着物から作ればタダです。
着物にハサミを入れるのは勇気がいりますが、使わずしまっておく方がもったいないです。
思い切って活用しましょう。
どうしても不安という方は、先に安い浴衣で練習してから挑戦するのも良いと思います。
浴衣も綿100%なので、パジャマにするには最適な素材です。
●絹(シルク)は夏は涼しく冬は暖かい最高素材
絹(シルク)は天然繊維の中で最も細く長い繊維でできています。
そのため繊維と繊維の隙間がたくさんでき、それが空気の層となって暖かさを閉じ込めてくれます。
また絹は吸湿性が高く、綿の1.5倍あります。汗を吸収・放出してくれるので、夏でも涼しく快適に着られるのです。さらに絹は人の肌に近いアミノ酸で構成されていて美肌効果も高く、乾燥する季節にも肌をしっとり守ってくれます。
また天然繊維なので静電気も起きにくく、チリやホコリを寄せ付けません。
そのため敏感肌の方にもオススメの素材なのです。
静電気の悪影響や素材選びについて詳しくはこちら→静電気の起きない冬服選び
●一度水洗いした後、袖を裾を切って縫うだけ
着物をパジャマにリメイクする方法は簡単です。仕上がりイメージは旅館などにある寝巻き浴衣。羽織っても足さばきの邪魔にならない長さまで裾をカットし、袖口もお好みの長さにカットします。あとは、切った端を三つ折りにして内側で縫えば完成です。
これは手持ちの浴衣をリメイクする際にも同様です。
ただし浴衣は何度洗っても柔らかくなりにくい生地もあるため、最初から柔らかい生地のものを使った方が良いです。
注意点としては絹は水洗いで縮むことがあるため、カットする前に一度洗って縮めてからの方が安心です。
洗濯はネットに入れて弱洗いか、弱洗いコースがない場合は洗い5分、脱水1分と手入力で洗います。特に汚れていなければ洗剤も必要なく水洗いで大丈夫です。
●着物パジャマの帯には伊達締めが最適
着物を留める帯には伊達締めを使うのがオススメ。
伊達締めとは着物の着付けに使う絹100%の薄くて柔らかい帯で、柔らかいので寝る時にも邪魔になりません。ネットで2000円程度で買うことができます。
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●帯はタペストリーに
帯のリメイクはタペストリーが一番簡単です。タペストリー棒を巻いて端を三つ折りにして縫うだけです。とても華やかで美しいインテリアになり、大満足です。
帯は着物と比べて生地が硬いので、あまり縫わなくて良いリメイクが簡単にできるコツだと思います。タペストリーを3本作って、まだ少し余ったためシンプルなクラッチバッグも作りました。
好きな柄をしまい込むよりも、毎日目にできるように飾ったり小物にリメイクする方が身近に感じられるしときめきます。我が家は砂壁が多いアパートですが、和素材同士砂壁にも映えるインテリアとなってくれて大満足です。
●まとめ
着物をパジャマにリメイクする方法を解説しました。
手縫いで簡単にできるので、着てない着物を活用したい方はぜひ参考にしてください。
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