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クレンジングの選び方とオススメ油脂オイルクレンジング3選

クレンジングの選び方とオススメ油脂オイルクレンジング3選

この記事ではクレンジングの選び方と、私が使っているクレンジングを紹介します。
化粧品は消費者とメーカーの情報格差が大きいため、正しい情報を知り賢い消費者になりましょう。

・オイルクレンジング以外はメイクを落とすのが苦手で非効率
・オイルには3種類あり、油脂タイプが最も肌に優しく洗浄力も高い
・お手軽価格の油脂クレンジングを紹介

情報源は主に化粧品を教える化学の先生、かずのすけさんのブログと本です。
私がなぜ信頼しているかというと、成分を科学的に分析し、嘘や忖度のない事実を述べているためです。

●オイルクレンジングは肌に刺激が強い?

「オイルクレンジングはやめなさい」

これは、私が20代の頃に読んでいた雑誌や美容の本にもよく書かれてました。
オイルクレンジングに含まれる界面活性剤が肌にとって刺激になるので、クレンジングはミルクやクリームタイプが推薦され、実際に私もそうしていました。

ミルクタイプのクレンジングって、メイクが落ちにくいんですよね。
結構こすらないと綺麗に落としきれなかったです。
でも、オイルクレンジングよりは肌に優しいと信じて使っていました。

そして数年後正しい情報を知り、それまでの認識は間違っていたことがわかりました。
その情報とは、この2つです。

・リキッド、ミルク、ジェルタイプのクレンジングはメイクを落とすのが苦手で効率が悪い
・オイルクレンジングそのものが肌に悪いのではなく、オイルの種類が重要

●メイクは油溶性のため、水には溶けにくい

クレンジングの目的はメイクを落とすことです。
汚れを落とすにはその特性を理解し相性の良い物を選ぶのが重要ですが、メイクは油溶性です。
これを落とすには油、つまりオイルクレンジングが一番適しているのです。

また油に溶けやすいということは、水には溶けにくいのです。
油ギトギトのフライパンが、水洗いでは落としにくいのと同じです。

リキッドやジェルタイプのクレンジングは本来メイクを落としにくい水がベースのため、界面活性剤の力でメイクを落とします。
さらにメイクを落とすのは苦手のため強めの摩擦が必要となります。

そのため洗浄力はいまいちなのに乾燥するという欠点があります。
メリットは水ベースなので安いということです。

ミルクタイプは水と油の中間ですが、やはり洗浄力の弱さと摩擦の刺激が気になります。
クリームタイプはメインが油ですが濡れた手では使えないためお風呂場で使いにくいという欠点があります。
また処方も難しいので値段が高めです。

このようにオイルクレンジング以外のクレンジングはメイクを落とすのが苦手で非効率なのです。

●オイルクレンジング3種類の特徴

オイルクレンジングには3種類あり、肌への刺激も段階的に下がります。

3種類とはミネラルオイル、エステルオイル、油脂オイルで、各種混合タイプも存在します。

ミネラルオイルは安価なクレンジングオイルに使われる原料で、最も脱脂力・洗浄力が高いです。
皮脂を根こそぎ奪ってしまうので乾燥を招き、肌への刺激も強いです。

市場に出回っている大半のクレンジングがこのミネラルオイルタイプのため、
「オイルクレンジングは肌に悪い」
という認識が広がっていて、それは完全に間違いでもないのです。

エステルオイルとは〇〇酸〇〇ルと表記される成分で、ちょっとお高いクレンジングオイルはこのエステルタイプであることが多いです。
私が以前使ってたクレンジングオイルもエステルオイルでした。

これはミネラルオイルよりはましですが、比較的高脱脂・高洗浄です。
敏感肌でなければそれほど刺激にはなりませんが、肌に残りやすいためダブル洗顔や保湿は必要になります。

油脂タイプのクレンジングオイルは、最も低刺激で比較的高い洗浄力を持ちます。
ただ油脂は原価が高いので、市場の油脂系はコメヌカ油やオリーブオイルが主原料のものが多いです。

油脂は皮脂と似た性質を保つため、肌に残っても刺激にならず、ダブル洗顔も不要です。
肌に残った成分がそのまま保湿剤の役割を果たすため、化粧水などの保湿も不要です。

とはいえ油脂タイプでも刺激になる人は洗い流した方が良いし、乾燥肌には保湿も必要になるので肌によって異なります。
私の場合はダブル洗顔なしでも大丈夫でした。

以上から、油脂タイプが最も低刺激で洗浄力も高い、良質のクレンジングオイルということになります。

ただし油脂は原価が高く、お手頃な値段で手に入る油脂クレンジングは宣伝にお金をかけない小さいメーカーとなるため基本的に通販でしか手に入りません。

●私が実際に使っている油脂クレンジングはこれ

私が使っているのはエリデン化粧品の「おひさまでつくったクレンジングオイル」です。
コメヌカ油がベースの油脂クレンジングとしては最も安価です。

価格も送料と合わせても2000円程度なのでずっとリピートしています。
本体は150mlで1700円です。
オマケでミニサイズのボトルがついてくることもあります。

このクレンジングに変えてから乾燥しないのにメイクはしっかり落ちるため、とても使いやすいです!
米ヌカ独特の匂いが気にならなければ、とってもオススメです。

●オススメのお手頃油脂クレンジング

通販以外でも手に入る油脂クレンジングとしては、無印良品の「オイルクレンジング・敏感肌用」があります。

こちらはオリーブオイルがメインで、テクスチャはちょっと硬めでした。
ただ、オリーブオイル独特の匂いが強く、私は苦手だったので少し使って実家に置いてきました(汗

調味料としてのオリーブオイルは好きなのですが、クレンジングだと長時間顔の上で匂いにさらされるため、思ったよりキツかったです。

強めの匂いと硬いテクスチャさえ気にならなければ、200mlで950円、実店舗で買えるということでコスパ・手に入りやすさでは一番でしょう。

注意点は同じ無印良品の「マイルドオイルクレンジング」と似てるので間違えないようにすることです。中身が全然違います。マイルドオイルは750円なので、950円の方が正解と覚えると良いです。

ちなみに無印良品で「敏感肌用」として売られている化粧水は、刺激成分であるDPG,エタノールが入っているため敏感肌の方は選ばない方が良いでしょう。

詳しくはミニマリストがシンプルスキンケアに変えた理由

もう一つ、油脂クレンジングで紹介するのが「ラウディRBオイルクレンジング」です。
こちらも米ヌカ油をベースにしていますが、香料が入ってるため香りは一番良いと思います。

容量も160mlで送料無料1900円、定期購入なので買い忘れや品切れの心配がない点が安心です。毎日メイクをするなど使用頻度が高い場合はこちらの方が良いかもしれませんね。

ただしこの価格は定期コースの1回目のみなので、一回だけ試してみて良ければ続けてみるのが良いでしょう。
基本は45日サイクルですがいつでも変更・休止ができるので気軽に試せるのもポイントです。

こちらは油脂にエステルオイルで増量してる混合タイプとなるので、油脂100%ではない点に注意しましょう。

●石鹸は洗浄力がかなり強い

ちなみに石鹸も油汚れを落としますが、メイク汚れに特化した成分を配合していないため、やはり強い摩擦を必要とします。

ほとんどのメイクは石鹸でも落とせるのですが、それは石鹸の洗浄力がとても高いからで、肌への刺激も強いものになります。
たまにしかメイクをしないなら石鹸でも良いかもしれませんが、やはり肌のためにはクレンジングを使った方が無難でしょう。

●まとめ

クレンジングの選び方と、オススメの油脂クレンジングを紹介しました。

・オイルクレンジング以外はメイクを落とすのが苦手で非効率
・オイルには3種類あり、油脂タイプが最も肌に優しく洗浄力も高い
・お手軽価格の油脂クレンジングを紹介

こえふ
元保険屋でシングルマザー。最近はマスクの弊害を伝える漫画を書いてます。生活コストの減らし方、節約・投資・保険・ミニマリストなどお金に関するお得な情報を発信中。
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