ミニマリスト

オールシーズン着られる服の判断基準

オールシーズン着られる服の判断基準

少ない服でおしゃれしたいミニマリストにとって、オールシーズン着られる服はとても重要です。

この記事では、私がオールシーズン着られる服を選ぶ際の基準となるポイントについて紹介します。オールシーズン服のポイントは3つです。

・流行に左右されない
・着回しは考えない
・通気性がよく洗濯にも強い綿や麻100%を選ぶ

私は見た目より着心地を重視する方です。もちろん見た目も大事ですが、着心地の良さをクリアした上でデザインを選びます。

通気性・吸湿性が高く蒸れずに快適な天安素材であること、
サイズに適度なゆとりがあり、ゆとりがありつつも太って見えないことも重要です。

素材については後ほど詳しく解説します。

●着回しに縛られず、最強のワンパターンを着る

デザインは流行に左右されないシンプルな無地が合わせやすく飽きも来ません。

白のトップス+黒のボトムスを中心に揃え、小物や羽織もので色や柄を取り入れるのが基本です。一枚で楽に来こなせるワンピースも良いですね。

少ない枚数で何パターン着回せるかは大切な要素ではありますが、私はあまりこだわりません。着まわしパターンがいくつあっても、自分の中で100点の組み合わせはせいぜい1つか2つだからです。

着れるけれど、微妙な組み合わせを無理に着る必要はないと思います。着まわしパターンを増やすために70点のコーデを取り入れるより、100点のコーデだけ楽しみたいです。

毎日違う服を着なきゃいけない、というのは思い込みで、人は自分が気にするほどあなたの服を気にしていません。これが、ワンパターンが最強という考え方です。

着回しを考えなければ、服を買うときに選ぶのが楽です。着たいか、着たくないかで選べば良いからです。着回しを考えないようにすると、同じ格好をする回数が増えます。
すると、あなたのスタイルが確立されてゆくのです。

考える時間や選択が減り、自分のスタイルが洗練されていきます。

とはいえ着回しを楽しみたい場合もあります。シンプルな服を選べば組み合わせのバリエーションも幅広いので、着回し派でも困らないでしょう。

●オールシーズン服を何枚持つか

ミニマリストとしてはなるべく枚数を抑えたいところですが、何枚必要かは生活スタイルによって異なります。

私の場合は毎日洗濯するので、最低2枚あれば回せます。天気が悪かったり子供に汚されたりした時の予備としてもう1枚準備していますが、3枚目が必要になることはあまりありません。

でももう少しおしゃれも楽しみたいので、1シーズンで3〜6パターンの組み合わせを用意しています。逆に下着は見えないので基本2枚を着まわしてます。

組み合わせが少ないシーズンは冬服です。

理由は着られる期間が短い上にかさばって収納スペースを圧迫するためです。悪天候の場合に備えてオールシーズン服を兼用しています。

また冬はコートなどのアウターで変化をつけることができるため、インナーはパターンが少なくても問題ありません。

ちなみに私は、クローゼットのスペースを圧迫するアウターは全て断捨離しました。コートやダウンジャケットの代わりにカシミヤのストールで防寒しています。気候や寒さの感じ方によりできるかどうかは分かれますが、よろしければ参考にして下さい。

以上から、毎日洗濯できるなら最低3枚あれば良いです。洗濯の頻度によって枚数を増やして下さい。

●洗濯に強い素材を選ぶor1シーズンで使い捨てる

オールシーズン着られる服は何度も洗濯するため、劣化しにくい素材を選ぶか、自由に選んで1シーズンで使い捨てるかのどちらかになります。

プチプラで使い捨てにすれば、収納スペースも節約できるというメリットもあります。服の劣化の原因は毛玉、色落ち、破れです。

毛玉については毛玉のできる原因と対策/たった1つ気をつけるだけで劇的に毛玉が減るで解説していますが、化学繊維だと毛玉ができやすいため避けた方が良いです。

特にアクリルのニットは数回の着用で毛玉だらけになるものもあり、1シーズン保たない場合もあるので注意が必要です。

毛玉になりにくいのは天然繊維の服ですが、入手しやすい天然繊維の服は綿、麻、ウールです。また、毛玉のできない服を選ぶことは静電気を防ぐことにもつながるため一石二鳥です。詳しくは静電気の起きない冬服選び

ユニクロは綿や麻の服が豊富で価格も安いのでオススメです。秋冬になるとカシミヤのニットがセールで5900円位で手に入ったりするので、カシミヤを選んでも良いですね。

●服の色落ち対策と破れ対策

色落ち対策は裏返して干すことで防ぐことができます。色落ちの心配のない白や生成りのシャツを選ぶのも良いですね。

白シャツはコーディネートもしやすいため使いやすくオススメです。私も3枚持っています!大人用の服なら破れることはあまりありませんが、レーヨンは破れやすいので注意しましょう。

生地が水に濡れると弱くなるためです。逆に麻は水に濡れると強くなります。

また綿でもカーゼ生地は破れやすいです。パジャマとして使ってる浴衣おねまきがガーゼ生地なので、肩のあたりが良く破れます。

ただガーゼ生地は下着やパジャマが多いため人前に出るわけでもないし、多少の破れならそれほど気にする必要もないと思います。破れを直すなら縫うか、100均の補修用当て布がオススメです。

浴衣寝巻きをパジャマにすると、オールシーズン快適に着られるのでオススメですよ。

詳しくは夏こそオススメ!浴衣寝巻きでリラックスと快眠をゲット

●シワが気になる場合は綿100%ノンアイロンシャツがオススメ

ただ綿や麻のシャツはシワになりやすいため、伸ばして干すことで気にならない程度までシワが伸びる、やや厚手の記事を選ぶのがオススメです。

ほんの少しのシワも気になる、仕事用でカジュアルなのは困るという場合には綿100%の形状記憶シャツを選ぶと良いでしょう。

少し前は形状記憶はポリエステルとの混合繊維で通気性が悪く着心地が良くなかったのですが、今は綿100%でノンアイロンも豊富にあるんですね。調べてみて初めて知りました!

これとか私服でも普通に使えますね。
次にシャツを新調するときには綿100%ノーアイロンにしようと思います。

●オールシーズン服を選ぶ際の手順

まずは自分のタイプを知る。
一つの服を長く着たいor1シーズンで使い捨てるもしくは両方を組み合わせる。

シンプルな服を基本に揃え、小物や羽織で色や柄を取り入れる
自分の生活スタイルにより枚数を決める

長く着たい場合は選択に強い綿や麻を選ぶ
気倒す場合は自由に選ぶ

●まとめ

オールシーズン着られる服の選び方について解説しましたが、いかがでしたか?
自分の好みや生活スタイルに合わせてファッションを楽しみましょう。

オールシーズン服の選び方3つのポイント

・流行に左右されない
・着回しは考えない
・通気性がよく洗濯にも強い綿や麻100%を選ぶ

選ぶ時間がない、どんな服が似合うかわからない、選ぶのが面倒、
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こえふ
元保険屋でシングルマザー。最近はマスクの弊害を伝える漫画を書いてます。生活コストの減らし方、節約・投資・保険・ミニマリストなどお金に関するお得な情報を発信中。
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