県民共済はコスパ最高の医療保険

県民共済はコスパ最高の医療保険

県民共済とは都道府県民共済の一部で、非営利団体のため保険料が割安です。
３９都道府県で加入することができます。

保険を検討する際、割安な県民共済を検討される方も多いことでしょう。
ここでは県民共済の選び方と注意点をまとめます。

●そもそも入院する確率は低い

生命保険文化センターのホームページにある表です。

人口１０万人に対する入院患者の数です。
１０００を越えると１％になります。

これによると入院確率が１％を越えるのは６０歳を過ぎてからということになります。

２０〜３０代の女性が多いのは妊娠出産のためでしょう。
それでも３０代までの入院確率は０.１〜０.３％です。

４０代後半で０.４％を超え、５０代後半で０.７７％です。

ということで、そもそも医療保険が必要かどうかと言われると優先度は低いと私は思います。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
医療保険が必要ない理由と、必要な理由７つへの反論

それでも医療保険に加入したい、という方向けにオススメの県民共済を紹介します。

●県民共済に加入するなら入院保証型が最も高コスパ

県民共済は都道府県によって微妙に内容は異なります。
保証内容はだいたいこんな感じです。

県民共済に加入するなら総合保証２型か入院保証型が良いでしょう。
特に入院保障型はコスパ最高の医療保険と言えます。

県民共済には毎年約３割の割戻金があり、実質１４００円で加入できます。
民間の保険では実質１４００円で加入できる医療保険で、日額１万円もらえる保険はありません。

死亡保証も欲しいなら総合保証２型、入院保証だけで良いなら入院保証型にするのが良いでしょう。

総合保証１型は掛け金が１０００円ですが、保証内容も半分になります。
どうせ加入するなら入院保証４０００円は欲しいところです。

ちなみに総合保証２型は事故か病気かで入院保証額や死亡保証額が異なります。
これは、単純に確率で計算されているためです。

事故で入院・死亡する確率よりも、病気で入院・死亡する確率の方が高いから、事故への保証の方が高額になっているのです。
払う確率が低い方が保証が手厚くなるのは当然のことですね。これにより、保証内容の見栄えを良くしているのです。

手術給付金は術式によっていくらもらえるか変わります。
２.５万、５万、１０万のどれかで、これは手術を受けるまで分かりません。。

先進医療給付金は１万〜１５０万です。
民間の保険は２０００万の所が多いので、金額が低いのでは？と不安になるかもしれませんが安心してください。
先進医療給付金はほぼもらえることのないお金です。

先進医療は実施できる医療機関や病気が限られ、受けようと思ってもほとんどの場合不可能だからです。
使う可能性がないものに高額な保証は必要ないですよね。

先進医療について詳しくはは以下の記事を参考にしてください。
先進医療保障は必要ない？安い保険料の真実とは

県民共済の注意点は、６０歳以降は保証が半分になることです。
ですが医療保険はもともと貯金が貯まるまでのつなぎです。なるべく早く貯金をためて、解約できるように頑張りましょう。

●まとめ

県民共済の考え方について解説しました。

この記事をご覧の方は、自分の保険に関心が高いタイミングだと思います。
もしかしたらかけすぎかも、でもどこから減らしたらいいんだろう？とお考えかもしれません。

でも、保険選びってなかなか難しいですよね。
以前は良くても、生活の変化により最適な保険も変化します。
かけすぎていたり、全然足りなかったりします。

保険料にも注意が必要です。
保険は長く払うものなので数百円の保険料の差でも、積み重ねると数十万円になることもあります。

保障内容が本当に自分に合っているのか、どこを変えれば良いのか、自分で判断するのは難しいです。
そこでおすすめなのが、プロに相談することです。

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複数の保険を扱う代理店なので、本当に合った保険を探すことができます。

ネットでは試算のできない商品の中に、良いものが見つかることもあります。
また、相談したからといって必ず保険に加入しなければならないわけではありません。

保険加入は納得した場合のみで良く、無理な営業もしないため安心して下さい。

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