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毛玉になりやすい生地で失敗しない子供服の選び方

毛玉になりやすい生地で失敗しない子供服の選び方

子供はよく動き回るので、すぐに服が毛玉だらけになりますよね。
毛玉の原因は摩擦と素材にあります。

摩擦は避けようがないので、素材にさえ気をつければ毛玉は防ぐことができます。
この記事では、毛玉にならない子供服の選び方を紹介します。

・ポリエステルを避け、綿を選ぶ
・混紡素材はリブ部分のみOK
・ニットはアクリルを避ける
・タイツや靴下も綿100%に近いものを選ぶ
・好きなキャラクターの衣類は使い捨てと割り切る

●ポリエステルを避け、綿を選ぶ

素材と言ってもたくさんあって覚えられないと思われるかもしれませんが、とりあえず2つだけ覚えればOKです。

「ポリエステルを避け、綿を選ぶ」それだけです。

衣類のほとんどはこの2つの素材でできていて、売られている服もほとんどがこの2つをメインに作られているからです。
なので表示を見て綿素材を選べば間違いありません。

ポリエステルは化学繊維なので安価で加工し安く、多くの衣類に使われています。
ただ非常に毛玉になりやすく、生地が丈夫なので毛玉ができても取れにくいのです。

綿はほとんど毛玉にならず、天然繊維なので通気性に優れ蒸れずに快適に着られます。
静電気も起きにくいので肌の弱いお子さんでも安心です。

詳しくは静電気の起きない冬服選び

●混紡素材はリブ部分のみOK

注意点として、ポリエステル75%・綿25%など素材がミックスされた混紡素材があることです。
綿の比率が高いほど毛玉になりにくいのですが、私の使った感じだとポリエステルが5〜10%位までなら大丈夫でした。

綿だけでは伸縮性を持たせるのが難しいためだと思われます。
そのためロンTなどもリブ部分のみポリエステル、本体が綿100%という服もよく見かけます。

リブとは袖口や襟口に使われる、縦じまの部分です。
リブだけなら目立たないのでリブはポリエステルでも問題ないでしょう。

●ジャージなら綿素材のスウェットを選ぶ

ジャージはポリエステルが多いですが、混紡の場合は毛玉になりにくい物もあります。
うちの保育園のジャージはポリエステル75%・綿25%ですが、一年経った今もまだ毛玉にはなっていません。
制服系は毛玉になりにくい作りになっているのかもしれません。

ただポリエステルは通気性が悪く蒸れるため、私服でジャージを買うなら綿素材のスウェットを選んだ方が良いです。
スウェットは表がジャージ素材、裏がタオル地になっています。

伸縮性はそのままに、汗をしっかりと吸収するため運動時にもオススメです。
こちらのスウェットパンツは普段着にぴったりです。

●ニットはアクリルを避ける

冬は暖かいニットが着たいですが、ニットといえば毛玉です。
ニットの毛玉を防ぐためにはアクリルを避けましょう。

そのためニットで選ぶ素材はウールか綿です。
綿ニットはやや重いですが、静電気のパチパチが起きにくいため痛くありません。

暖かさならウールの方が上です。
ウールも毛玉はできますが、天然素材なので毛玉ができても取れやすく手入れが楽です。

逆にアクリルのニットはすぐ毛玉だらけになる上、化学繊維で生地が丈夫なので毛玉も取れにくいです。
マフラーや手袋、帽子などの小物もアクリルはすぐ毛玉になる上取りづらいので避けた方が良いでしょう。

アクリルもポリエステルと同じく多くの衣類に使われているため、タグの表示をよく見て買うと失敗がありません。

●タイツや靴下も綿100%に近いものを選ぶ

タイツや靴下もすぐ毛玉になりますよね。
でもタイツや靴下にも綿100%に近いものはあります。

こちらの西松屋のは綿97%です。

こちらの靴下は綿100%ですが価格もお手頃です。

●好きなキャラクターの衣類は使い捨てと割り切る

可愛い柄やキャラクターのプリントされた衣類はポリエステルが多く、毛玉になりやすいです。
とはいえ、可愛いキャラクターのプリントされた物も欲しくなりますよね?

好きなキャラクターの靴下は子供にとって魅力的ですし、そんなに高い物でもありません。
そのため、キャラクターのついた衣類は消耗品と割り切って気にせず好きな物を買うのも有りだと思います。

私も子供もミニオンが大好きなのですがTシャツやロンTを探しても、綿100%はなかなか見つかりません。
Tシャツは綿100%も豊富ですが、キャラクターがプリントされてる商品はポリエステル100%、もしくは混紡が多いです。

妥協してポリエステルとの混紡を買ってみましたが、やはり数回の着用で毛玉になってしまいました。それでも子供は喜んでるからいいやと思えます。

特性を理解した上で買うなら後悔も少なくなるからです。

●まとめ

毛玉にならない子供服の選び方を紹介しました。

・ポリエステルを避け、綿を選ぶ
・混紡素材はリブ部分のみOK
・ニットはアクリルを避ける
・タイツや靴下も綿100%に近いものを選ぶ
・好きなキャラクターの衣類は使い捨てと割り切る

生地の特性を理解すれば敷きパッドなどの衣類選びも失敗しません。
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こえふ
元保険屋でシングルマザー。最近はマスクの弊害を伝える漫画を書いてます。生活コストの減らし方、節約・投資・保険・ミニマリストなどお金に関するお得な情報を発信中。
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