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毛玉だらけにならない冷感敷きパッドの選び方

毛玉だらけにならない冷感敷きパッドの選び方

夏になると冷感敷きパッドを使う機会も増えますよね。
でも、冷感敷きパッドは毛玉になりやすい物が多いようです。

この記事では、毛玉だらけにならない冷感敷きパッドの選び方について解説します。

・毛玉の出来やすさは値段ではなく素材で決まる
・毛玉そのものが不快な上冷感機能を奪う
・冷感敷きパッドにはポリエステルとナイロンが多い
・ポリエステル・ナイロンは蒸れやすく毛玉になりやすい
・表面が綿がレーヨン・キュプラ・綿100%に近い素材を選ぶ
・重要なのはエアコンで室温を下げること

●毛玉の出来やすさは値段ではなく素材で決まる

毛玉のできる原因と対策/たった1つ気をつけるだけで劇的に毛玉が減るでも書きましたが、衣類の毛玉の原因は素材と摩擦にあります。

寝具である以上摩擦は避けられないので、毛玉を防ぐには素材選びに注意するしかありません。毛玉になりやすいかどうかは素材が重要で、値段は関係ないのです。

冷感敷きパッドに使われる素材にはナイロン、ポリエステル、ジェル、レーヨン、綿、キュプラがあります。このうちジェルは内部の素材であり、表面の生地には布が使われます。

ちなみにジェル素材はジェル自体が温まること、ジェルを閉じ込めるビニールで蒸れるため冷感敷きパッドとしては非推奨です。

●冷感敷きパッドには化学繊維が多い

冷感敷きパッドは接触冷感という、触れた瞬間に冷たく感じる特殊な素材が使われています。特殊な素材ということは、化学繊維の商品がとても多いです。

天然素材の接触冷感には麻がありますが、ゴワゴワして硬い肌触りのため寝具として使える人は限られます。私も服なら麻が好きなのですが、常に肌に触れ続ける寝具は柔らかい綿の方が好きです。夏服に最適!リネン(麻)の特徴と選び方

楽天市場で「冷感敷きパッド」と検索し、上から順に表生地の確認をした結果です。(同じ商品は除外)

ナイロン100
ナイロン100
ナイロン100
ポリエステル100
ナイロン75ポリエステル25
ポリエステル100
ナイロン100

見事にポリエステルとナイロンばかりです。
価格は1,000〜9,000円と幅がありますが、2,000円代までの物が多いです。
高価格の商品の方がナイロンが多いです。

店舗の寝具コーナーにある冷感式パッドを確認して見ても、ほとんどがポリエステルかナイロンでした。このように、素材表記を確認しないで買うと、ポリエステルかナイロンを買う可能性が高いです。

●毛玉そのものが不快な上冷感機能を奪う

冷感敷きパッドではニトリのNクールが有名ですが、ツイッターでは「すぐ毛玉だらけになる」との声が多いです。
ニトリの公式サイトのレビューを見ても、1ヶ月ほどで毛玉になり、肌触りが悪くなりヒンヤリ感もなくなるとのこと。

・高いのを買っても毛玉ができる
・毛玉の部分は冷感機能がなくなる
・3日で毛玉に(写真付き)
・買ったばかりなのに毛玉で寝るのにストレス
・毛玉をカットしようとしても取れにくい

と、期間に多少違いがあるものの、毛玉のできやすいことは間違い無いようです。

Nクールを公式サイトで素材を見ると、ポリエステル、レーヨン、ナイロンとあります。
綿が入ってる商品もありますが、比率が書かれないため詳細は不明です。

気になったので実際にニトリの店舗へ見に行きましたが、サンプルがすでに毛玉になっていました。これでは冷感素材であっても快適な寝心地は保てそうにありません。

毛玉の出来やすさは素材で決まりますが、中でもポリエステルは毛玉になりやすいです。

●ポリエステル・ナイロンは蒸れやすく毛玉になりやすい

冷感敷きパッドに使われることの多いポリエステルとナイロンですが、共に吸湿性・吸水性が弱く蒸れて寝苦しいです。寝てる間はコップ一杯の汗をかきますが、汗を吸収せず、湿気を閉じ込めてしまうためです。

ポリエステルはとても毛玉になりやすく、生地が丈夫なので毛玉になっても取れにくいです。毛玉そのものが肌触りを悪くし不快ですし、毛玉の部分は冷感機能もなくなります。

ポリエステルほどではありませんが、ナイロンも毛玉になりやすい素材です。
またポリエステル・ナイロン共に静電気も発生しやすいため、気になる方は不向きです。
静電気の起きない冬服選び

このようにポリエステル・ナイロンは蒸れやすく毛玉になりやすいため、寝具には不向きです。

●表面が綿、キュプラ、レーヨン100%に近い素材を選ぶ

冷感敷きパッドを選ぶ際、毛玉になりにくいのは表面が綿、レーヨン、キュプラの物です。

レーヨンやキュプラは再生繊維で、原料が綿繊維や木材パルプのため天然素材との中間素材です。そのため吸湿性・吸水性も高く蒸れずに快適に寝られます。

ただし表生地が綿、レーヨン、キュプラ100%の敷きパッドはほとんどありません。
生地がデリケートで傷みやすく、強度を上げるためにポリエステルやナイロンとの混紡素材が多いです。

混紡素材は化学繊維100%よりも吸湿性に優れますが、毛玉のなりやすさはそこまで改善されていません。ポリエステル100%よりはマシでしょうが、毛玉は発生します。

そのため、なるべく表面が綿、キュプラ、レーヨン100%に近い素材を選ぶと毛玉のなりにくさを涼しさを両立できます。

キュプラが高配合の敷きパッドは見つけられませんでしたが、綿であれば100%は手に入りやすいです。

●どちらにしても使い捨てなら快適さを選ぶ方が吉

キュプラとレーヨンは接触冷感素材としては優秀です。
毛玉にもなりにくく蒸れないため夏には最適なのですが、一つ注意点があります。

キュプラとレーヨンは水や摩擦に弱く、縮みやすく破れやすい点です。
そのためどうしても寿命は短くなるでしょう。

ただ、ポリエステルやナイロン混紡の敷きパッドを選んでも毛玉がひどくなれば買い換えるはずです。どちらにしても使い捨てと考えれば、コスト面では大きく違いはありません。

実際に素材による商品の価格差はほとんどありません。
そうであれば吸湿性・放湿性が高く寝心地の良い方を選んだ方がお得です。

●オススメの冷感敷きパッド

表面がキュプラ・レーヨン・綿100%の冷感式パッドはなかなか置いてないため、探す手間や時間を考えると通販がお得です。

こちらは表地がレーヨン100%の冷感敷きパッドです。

価格も2,000円以下とお得です。

こちらは綿100%の冷感敷きパッドです。
京都西川で冷感機能も高いようです。

●ポリエチレンは高価

接触冷感機能が最も高い素材はポリエチレンですが、日本では特許の関係で値段が高く、一枚1万円近くします。類似品は安いですがポリエチレン配合率が低く、やはり毛玉になりやすいようです。

国産の正規品の方は高評価ですが毛玉についての記述は見受けられず、不明です。
涼しいのは間違い無いようですがただ16,500円という価格を考えると、夏限定の敷きパッドに使うには高いです。

綿100%でも優秀な冷感敷きパッドはたくさんありますので、毛玉にならないことが確実な綿の方がオススメです。

●安物は糸の素材に注意

表生地が綿100%でも、糸がポリエステルだと縫い目の部分が毛玉になります。
以前しまむらで買った綿100%の敷きパッドがまさにそれで、だんだん不快感が気になり捨てました。

糸の表示まで書かれている製品は少ないためこればかりは使ってみるまでわかりませんが、やはり安物は糸がポリエステルの可能性が高いと思います。
しまむらの敷きパッドは2000円位だったと思います。

まあ、安ければ捨てる踏ん切りも付きやすいのであまり気にしなくても良いとも言えます。

●重要なのはエアコンで室温を下げること

どんな敷きパッドにも言えるのですが、やはり快適な寝心地を確保するのに一番重要なのはエアコンで室温を下げることです。
どんなに高機能でもさすがに冷感敷きパッドだけでは、熱帯夜に快適に寝ることはできません。

冷感敷きパッドは周囲の気温が低い場合に効果を発揮するので、気温が高いと全く冷たくありません。
店頭で冷感敷きパッドを触ると冷たいのはエアコンががんがんに効いていて涼しいからです。

そのため冷房で気温を下げれば快適ですが、室温が高いままでは不快です。
冷感敷きパッドの「冷たくない」レビューの一部は、室温を下げていなかったためと思われます。

つまり室温を下げればどんな寝具でも基本的には快適です。
夏限定の冷感敷きパッドを使いたいのなら別ですが、こだわりがないならどの季節でも万能な綿素材の敷きパッドを選ぶのが、最も合理的と言えます。

私は真夏も真冬も同じ敷きパッドを使っています。
表地、中綿、裏地全て綿100%で蒸れずに快適です。

詳しくは寝具の収納スペース節約に便利な通年使える敷きパッド

●まとめ

毛玉だらけにならない冷感敷きパッドの選び方について解説しました。

・毛玉の出来やすさは値段ではなく素材で決まる
・毛玉そのものが不快な上冷感機能を奪う
・冷感敷きパッドにはポリエステルとナイロンが多い
・ポリエステル・ナイロンは蒸れやすく毛玉になりやすい
・表面が綿がレーヨン・キュプラ・綿100%に近い素材を選ぶ
・重要なのはエアコンで室温を下げること

こえふ
元保険屋でシングルマザー。最近はマスクの弊害を伝える漫画を書いてます。生活コストの減らし方、節約・投資・保険・ミニマリストなどお金に関するお得な情報を発信中。
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