生活費月10万で暮らすためのモデルプラン
低収入でも豊かに暮らすためには生活費を低く保つことが重要です。
そこで具体的にどのように支出を振り分ければ良いか考えてみました。
この記事では、月10万で暮らすためのモデルプランを紹介します。
母子家庭の場合で算出していますが、一人暮らしならもっと下げられると思います。
●固定費から家賃を逆算
最も大きな支出である家賃をいくらに設定するか?
を求めるため、家賃以外の固定費から考えます。
シングルマザー 子供二人 車あり
スマホ 2,000円
ネット回線 3,000円
生命保険 2,000円
ガソリン 4,000円
光熱費 10,000円
食費 30,000円
テレビを持たないことによりNHK受信料をカット、テレビに変わる娯楽としてネットは必須なので含めました。
スマホは格安SIMにします。
シングルマザーの保険の記事でも書きましたが、必要なのは生命保険のみなのでこれくらい。
ガソリンは月1回給油すると試算しました。
光熱費はガス、水道、電気の合計の我が家の平均値を入れました。
食費は、3人暮らし母子家庭の平均値が2〜3万なので、多めに見積もりました。
ここまでで55000円です。
では家賃にいくら使えるか?
●家賃は駐車場込みで4万以内が理想
車ありなので駐車場も必要です。
子供二人と三人暮らしなので流石にワンルームでは厳しいので、1DK、2Kで探してみました。
試しに愛知県で家賃3万で検索すると、500件位ヒットしました。
共益費と駐車場含めて4万に収めることはできそうですね。
地方ならもっと安くできるかもしれません。
家賃・駐車場込みで4万の場合、トータルで95000円となり、5000円が自由に使えます。
●パート代のみで生活費を補い、手当ては全額貯金も可能
子供二人なら児童扶養手当満額支給+児童手当で月7万はもらえます。
パートで平日のみ6時間働けば月10万稼げます。
2019年度の最低賃金の全国平均が901円なので、900円で計算しました。
時給900円×6時間×週5日×4週間=108000円
実際にはフルで入れないこともあるし、GWや年末年始もあります。
行事や子供の病気で休むことを考えると10万切ることもあるでしょう。
それでも手当と合わせて17万あるので、貯金に回せる金額もそれなりに確保できます。
子供一人の場合は手当の総額が月5万になりますが、かかるお金も減らせるのでなんとかなるでしょう。
●車代と保育料以外の引き落とし
車があると2年に1回の車検や、自動車保険のお金も必要になります。
タイヤやオイルも交換したりして、費用がかさみますが毎月貯蓄を積み重ねていけば捻出できるはず。
車の費用について詳しくは車の維持費はどれくらい?カーリースと費用を比較
保育料は3歳以上は無料ですが絵本代、主食費、バス代などが別途かかります。
子供2人保育園へ通ってますが保育料以外の引き落としが月10,000ほどあります。
高い原因はお泊まり保育の積み立てと、2人分のバス代です。
●月10万生活のモデルプラン
以上から、理想のシングルマザー月10万生活の雛形が出来上がりました。
家賃・駐車場 40,000円
スマホ 2,000円
ネット回線 3,000円
生命保険 2,000円
ガソリン 4,000円
光熱費 10,000円
食費 30,000円
その他 5,000円
保育料 10,000円
合計 106,000円
パート収入 108,000円
手当合計 70,000円
差額 72,000円
手当ては児童扶養手当と児童手当の合計で子供2人の場合です。子供1人なら5万になります。
これなら月5〜7万の貯金が可能です。
●実際の母子家庭の家計簿を当てはめてみる
これに我が家の5月の支出を当てはめてみます。
家賃・駐車場 42,210円
スマホ 1,647円
ネット回線 0円
生命保険 1,905円
ガソリン 3,600円
光熱費 9,596円
食費 71,605円
保育料 10,000円
その他 5,311円
合計 145,863円
はい、これが理想と現実です。
あくまで、目安ですからね…
うちはネット回線代2980円を1年位前から大家さんが負担してくれるようになりました。
なのでネット代ゼロ物件で、それは良いのですがこの月は食費が高いですね。
固定費は及第点ですが総額14,5万。
それでもマイナスにはならないので悪くはないと思います。
子育て世帯に給付金がもらえたので気が緩んで惣菜やテイクアウトが多かったですね。
料理って買い物、準備、片付けとやることが多いのでテイクアウトや惣菜を利用して楽をさせてもらっています。
●食費平均は2人世帯で66,100円
総務省によると2018年の食費平均は単身者で44,606円。2人世帯では66,100円が平均値です。子供2人を1人分とすればやはり6万程度には抑えたい所ですね。
月10万生活はあくまで目安ですが、工夫次第で近づけることはできます。
無理のない範囲で実践して行きたいですね。